ケータイよしもと

よみもの

ロングインタビュー

第1回「全国ツアーの恒例・白井の名産イジリ」


――「月刊チーモンチョーチュウ」は約3年ぶりなんですが、前回の取材の時、白井さんの蓄膿症がひどくて……。

白井 あー覚えてます! あの時はすいませんでした。たまにエピソードでも喋ってるぐらいで、あれは本当にやばかった……。
菊地 激痛の日で、ほとんどインタビューに答えられなかったんだよね。「いっそ殺してくれ」って言ってたような(笑)今日大丈夫だよね?
白井 あれからいい耳鼻科見つかったんで、大丈夫です。

――よろしくお願いします。さて恒例の全国ツアーが始まりますね。今、準備としては…。


菊地 グッズのこと考えてます(笑)。今年は缶バッジも作るんですけど、毎年Tシャツと手ぬぐい、もうひとつ、一点ものも作るんですね。買いたい人は各会場で応募してもらって、最後に抽選で購入権を決めてから、電話で「本当に買いますか?」と確かめるやつで。去年は僕たちが色塗ったダルマだったんです。1個2万円にして、買う人いるのかなと。
白井 フタあけてみたら……
菊地 100人以上もいたんですよ。だから今年も何しようかなーと思ってます。

――全国ツアーは回を重ねて、慣れました?

白井 なんかやってて不思議ですね。ツアー回ってると、「ここの地方はここがウケるけど、こっちはウケないんだ。でもここはみんな笑うんだ」というのがあるんで。
菊地 今回だと青森に初めて行くから、どんな感じになるか楽しみです。
白井 北海道がないのが残念ですね~。北海道は打ち上げが楽しいし、お客さんが優しいし。

――必ずやってることってあります?


白井 僕は舞台で必ずその土地のことを喋ることにしています。でもあまりにもいじりすぎるんで、お客さんがイライラしてウケなくなる(笑)。
菊地 あれはイジリじゃない。バカにしてるんです。北海道で「道端にジャガイモ落ちてないんですね」とか、福岡で「道路に明太子落ちてないんですね」とか、名産が道に落ちてるイジリを5分ぐらい続ける。
白井 あと「マイ明太子ケース持ってないんですか?」とか。
菊地 初めは「またあんなこと言って」で笑ってるのが、だんだん「長げ―よ」て。
白井 どんどんウケなくなって、ネタにも支障をきたしてます。

――やめるって選択肢はないんですか(笑)。

白井 いや、僕はいつか逆にウケるんじゃないかと思って、しつこくやるんですよ。でも、今のところ闇しか見えません(笑)。そこを楽しんでもらうといいんですけど。

――今年もやります?


白井 ぜひやりたいですね。恒例なので。
菊地 やめてほしいなー。恒例にしてるの、あなただけですから(笑)。

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