第1回「僕らは劇場にこだわっています!」
――年末の『ing to 2013』で、来年3月にヨシモト∞ホールでスタートする新しいシステム「彩~いろどり~」の頂点であるトップ3に入りましたね。
児玉 自信はなかったんですけど、なんとか。僕らのネタ、観ました?
――はい、拝見しました。
児玉 ダントツの……ね?
赤羽 いやいや、それは自分で言っちゃダメでしょ。
児玉 でも、ダントツだったじゃん。
松橋 何が? 露出度の低さがでしょ?
赤羽 まぁ、その点に関しては、ハンデを乗り越えて勝ち取れたよね。
児玉 違う! 俺らはダントツの爽やかさだったでしょ!
松橋 いやいや。だまちゃん、おじさんじゃん!
――(笑)。爽やかかどうかはわかりませんが、めちゃくちゃウケてはいましたね。
松橋 芸歴的にいうと、僕ら9期生がいちばん上でしたからね。がんばっているところを見せておかないといけない立場だったなとは思います。 僕ら、『333(トリオさん)』に出させてもらってますけど、スタッフさんにはいつも言ってるんです。「パンサーとジャングルポケットは、メディアを優先してあげてください。僕らは劇場の出番とか作品づくりにこだわりたいんです」って。
赤羽 そう。俺らがテレビにあんまり出てないのは、"敢えて"だよね?
児玉 劇場にこだわってるから。
松橋 うん。元々そういうスタイルでやってるからこそ、トップ3にも入れたんだと思います。
――トップ3には、ジャングルポケットも入りましたが……。
松橋 それは……後輩も1組入れておかなきゃいけなかったからかな? で、パンサーって、実は殿堂入りしている存在なんですよ。
赤羽 そう、トップ3の上にいるんだよね?
松橋 「彩~いろどり~」は、そういうピラミッドなんです。同期でいうと、9期生のライスはトップ3に入れなかったから、芸人辞めるって言ってましたし。
児玉 あの日、影薄かったなぁ、ライス。
――いやいや(笑)、なんの目的で情報操作してるんですか。ライスさんもパンサーさんも「彩~いろどり~Member」に入りましたよね?
3人 はははは!
松橋 まぁ、『ing~』だけが特別なわけじゃないですからね。舞台全部を大切にしてるなかで、たまたま結果が出たっていうだけです。
赤羽 どのライブを見ていただいても、俺らはいつも同じだよね?
松橋 うん。いっつも僕らはぐだぐだです(笑)。