ケータイよしもと

よみもの

ロングインタビュー

第1回「10周年記念ライブを終えて…」


――「結成10周年記念傑作選ライブ」お疲れ様でした。ライブから2日経った今、どうですか。

関町 だいぶ疲れは取れました。でも次の日、体の節々が痛くて。
田所 昨日の夕方、痛いなと思って膝を見たら、ずる剥けだったんです。
関町 あ、俺もそうなんだよ。舞台に膝つくじゃん。たぶんその時、いつもより力入ってたんじゃない?
田所 体力落ちたとは思ったけど、膝の受身も取れなくなったか……(笑)
関町 吸収性がなくなった。床ずれみたいな感じで舞台ずれを起こしてる(笑)。


――舞台がグローブ座じゃないですか。いつもと感覚違いました?

田所 漫才師ってお客さんの方を見ますけど、コントだと見ないことが多いんですよ。だから大きい会場でやっても、ネタやってる時は気にならないんです。エンディングでやっと落ち着いて、「こんなにお客さんいたんだ!」みたいな。
関町 僕の場合、序盤のバトルゲームのネタで喜劇王の役をやったら、それがウケてなくて、冷静に舞台全体が見えました(笑)。無音で、隅々まで。それ以外は気にならなかったですね。

――気持ちよかったですか?

田所 ですねえ。
関町 700人のお客さんが拍手してくれることないんで。
田所 みなさん、お祝いで来てくれたのかもしれないですね。

――そもそもグローブ座はどういう経緯で決まったんですか。

田所 僕ら、神保町花月の支配人さんに結構お世話になってまして。


関町 帰ると言ってるのに、止めてご飯ご馳走になるぐらいの感じで。それで僕もご馳走になってる時、「来年、結成10周年なんです」という話をしたら、「それなら今までやってないところでやった方がいい」って動いてくれたんですよ。都内の劇場が載ってるカタログ持ってきて、「やりたいところあったら、かけあってみるから」って。で、二人で何個か選んだ一つがグローブ座だったんです。
田所 今まで一番大きいところで、品川プリンスシアターか、京橋花月なんですよね。
関町 ルミネを一気に通り越して、グローブ座という。

――しかもチケット即完で。

関町 いや~、びっくりしました。
田所 お客さんの援護射撃です!
関町 社員さんも売れるとは思ってなくて、売れなかった時のプロモーションを考えてたみたいです。僕らも「大丈夫です。絶対売れます!」とは言えないじゃないですか(笑)。


田所 品川も京橋も500人ぐらいのキャパで、早い時期に完売してたから、まぁいけるかもな、とは思ってたんですよ。でも社員さんが弱気の感じだから、だんだん不安になりましたね(笑)。

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