ケータイよしもと

よみもの

ロングインタビュー

第1回「キング・オブ・天竺鼠」

――8月24日(日)になんばグランド花月で初めての単独ライブを開催されますが、タイトルが『キング・オブ・天竺鼠』と。これは『キングオブコント』も意識して命名されたんですか?

川原 うーん…全然意識してないですね。今、言われて初めて気づきました。「あ、ほんまや…」って。
瀬下 嘘やん。俺も思ってたわ。『キングオブコント』も近いし。
川原 もちろん全部新ネタをやろうと思っているんですけど、なんばグランド花月では初めてで、あんな大きいところでやらせてもらうということで、自分たちの中の自分たちを探す。まあ、集大成じゃないですけどね。となると、自然と『キングオブ天竺鼠』となったわけです。今、指摘されて、「『キングオブコント』とかけてるってほんまや!」って思いました。
瀬下 いや、普通はそう思われるよ。
川原 タイトルに込めた意味は、「天竺鼠の中の天竺鼠は俺らだ」っていう。
瀬下 ……あんまりよく分からないですね。

--今までは探しきれていなかったんですか?


川原 単独ライブの場合は、ずっと探している状態ですね。だから、単独ライブに来てくれるお客さんは、天竺鼠の中の天竺鼠をよく知ってくれていると思います。僕らのやっていることは「天竺鼠と言えばこれ」というのが特にないので、「どれが天竺鼠なんだ?」と探している状態で。それもあっての集大成です。

--ネタでいろいろ試して、いろんなパターンを作って、このNGKでの単独ライブでは、さらに進化させていく感じですか?

川原 そうですね。「これだ」というものがない状態なので。それはそれで何をするんだろうっていう感じで。
瀬下 まあ、ネタは川原が考えているので全部任せてるんですけど、両方ボケやったりしますしね。どっちでもないときもありますし、その都度ですね。

--活動スタイルとしては、あえて色づけるよりも、興味があるものをやっていく。

川原 そうですね、それが合っていると思います。これからも色づけしていこうという考えもないですね。テレビの露出のためにどうしようっていうのも…。考えないこともないですけど、そのために自分たちを色づけしようとは思わないですし、自然なままでテレビの露出が増えたらありがたいなって思いますね。

掲載の情報・画像など、すべてのコンテンツの
無断複写・転載を禁じます。