「ヘンダーソンは顔がアレだから誕生した」の巻
中村 はい、生放送でネタをやらせてもらって。
――テレビにはもう慣れましたか？
子安 全然、慣れないですよ。東京でいくつか出させてもらいましたけど。
中村 コンビを組んで８年になるんですけど関西でテレビ出た回数より、東京でテレビ出た回数の方が多いんじゃないかってくらい関西でも出てませんから。
――なるほど、劇場を中心に活動をしているんですね。
子安 劇場を中心にするつもりはなかったんですけど。劇場しか出番が無かっただけですね（笑）
――そもそもお二人はどのような経緯でコンビを組んだんですか？
子安 NSCのときは別のコンビで卒業をして１年くらいしたときにお互いのコンビが解散して、その時に声を掛けてもらったんです。
中村 子安はもともとボケをしていたんですけど、ツッコミをしたいというのを聞いて、それならと。あと、僕、顔が薄いんですよ。だから顔の濃い人とコンビを組みたいなって思っていて、結局、顔で選んだっていうのが大きいですね。
子安 それまで仲が良かったとか無かったんですけど、急に家によく遊びに来るようになって。
中村 ちょっとずつ口説き始めたんです。
――それですんなりとコンビを組むことに？
子安 気持ちは伝わっていたんですけど、一回断ったんですよ。
中村 そうなんです、１回断られたんです。そのとき、僕も何人かの人に一緒に組まないかって誘われていたんですけど、他の人とやっているのが想像つかなくて。子安とやったら立ってるところが想像できるなって。まぁ、お笑い的にとかじゃなくて、顔やったんですけどね（笑）。